特注品のご相談


和紙でなくてもよいものはたくさんあります。しかし、和紙だからこそできるものもあります。
出雲民藝紙の最大の特徴は、ごまかしのない質にこだわった本当の手漉き和紙です。千年もつ雁皮紙を筆頭に、それぞれ原料の特徴を生かし漉き上げた和紙は品質がとてもよいです。
和紙のことであれば何でもお気軽にご相談ください。



1. 注文に応じてサイズをカット

例えばA4・A3・縦横を決めていただき、ご希望サイズに断裁いたします。



2. 自分好みのオリジナル和紙

カラー番号は表記しておりますが、あくまでも目安となっております。直接来館していただくか、お電話・メールで相談することも可能ですのでお気軽にご連絡ください。
水玉紙・出雲雲紙など特殊技法による和紙も注文できます。
注文は1種類30枚以上から承ります。



3. 乾燥方法

薪で水を沸騰させた上蒸気でステンレス板に張って乾かす「火力乾燥」と板に張り付けて干す「天日乾燥」の2つがあります。




4. 色について

出雲民藝紙では、皮そのもので漉いた色を原色と呼び、生成り色(少しベージュがかった色)となります。白い色は晒したものです。
出雲民藝紙は全国的にみても色の数が多いことが特徴です。
※色は多種あり、皮の処理方法、季節、原料の生産地により多少色の違いが出ることもございます。




5. 用途

これからの和紙は、書く、描く素材としてはもちろんのこと、和紙の工芸作品、ちぎり絵、本の装丁などの出版物、障子や襖、壁紙など建築素材と様々な用途で使用されています。






 
これまでにこのような特注品をつくらせてもらいました。

|安部榮四郎記念館

障子や襖、照明など幅広く使用されています。
当館のいたる所に使用しておりますので、お越しの際は是非じっくりとみてください。




特注品に限らず和紙を使った作品も出雲民藝紙工房のホームページにて掲載しております。是非ご覧ください。
作品事例はこちらから